いっ‐けん【一見】
[名](スル) 1 一度見ること。ひととおり目を通すこと。「—に値する」「百聞は—に如(し)かず」 2 ちらっと見ること。「—して事の重大さを悟った」 3 (副詞的に用いて)ちょっと見たところ。...
いっ‐けん【一軒】
一つの家。一戸(いっこ)。
いっ‐けん【一間】
1 建物の柱と柱との間。柱間(はしらま)。 2 尺貫法の長さの単位。→間(けん) 3 囲碁または将棋で、盤の目の一つ。
一見(いっけん)旧(きゅう)の如(ごと)し
一度会っただけで、以前からの友達のように親しくなるということ。
一犬(いっけん)虚(きょ)に吠(ほ)ゆれば万犬(ばんけん)実(じつ)を伝(つた)う
一人がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人はそれを真実のこととして広めてしまうということのたとえ。一犬形(かたち)に吠ゆれば百犬声に吠ゆ。一人(いちにん)虚を伝うれば万人(ばんにん)実を伝う。
いっけん‐きろく【一件記録】
ある裁判事件のいっさいの記録をまとめてつづったもの。→訴訟記録
いっけん‐しゃ【一間社】
神社本殿で、母屋(もや)正面の柱間が一つのもの。
いっけん‐じょう【一見状】
中世の文書の一形式。武士が差し出した着到状・軍忠状の奥または袖に、大将や奉行人が承認したしるしとして「一見了」などと記し、花押(かおう)を書いたもの。
いっけん‐まえ【一軒前】
近世の村落で、祭りへの参加や村入用の負担など、一人前の権利および義務を有する家。一戸前。
いっけん‐や【一軒家/一軒屋】
1 近くに人家がなく1軒だけ建っている家。「村のはずれの—」 2 長屋や集合住宅でなく独立した家屋。一戸建ての家。