なり【形/態】
《動詞「な(成)る」の連用形から》 1 物の形。形状。「—の良い花活け」 2 からだつき。体格。「大きな—をしてみっともない」 3 服装。身なり。なりふり。「学生らしい—をする」「—ばかりを気に...
ぶっこ‐ぬ・く【打っこ抜く】
[動カ五(四)] 1 突き抜く。また、仕切りをとりのぞいて続かせる。ぶちぬく。「山を—・いて隧道(ずいどう)をつくる」 2 勢いよく抜き去る。「釘を—・く」 3 間を抜いてとばす。転じて、休演す...
おいてけ‐ぼり【置いてけぼり】
(置いてけ堀)江戸本所の堀の名。本所七不思議の一。釣りをして帰ろうとすると、水中から「置いてけ、置いてけ」と呼ぶ声がして、魚を返すまで言いつづけたという。 他の者を残したまま、その場を去って...
けん‐とう【見当】
1 大体の方向・方角。「駅はこの—です」 2 はっきりしていない事柄について大体の予想をすること。見込み。「犯人の—はついている」「—をつける」 3 版画や印刷で、刷る紙の位置を決めるための目印...
かど‐なみ【門並(み)】
1 家の並び。家続き。家並み。 2 並んでいる家の一軒一軒。軒なみ。副詞的にも用いる。「—同じようなカッフェーばかり続いていて」〈荷風・つゆのあとさき〉 3 (副詞的に用いて)その一つ一つのすべ...
つづき【続き】
1 あるものの延長。つながっていて、次にあるもの。「ドラマの—」「この話には—がある」「—の部屋」 2 続いていくぐあい。つながり方。「文章の—が悪い」 3 名詞に付いて、前からの状態などが変わ...
つっ‐かか・る【突っ掛(か)る】
[動ラ五(四)]《「つきかかる」の音変化》 1 あるものをめがけて、突いてゆく。「竹棹(たけざお)を手に—・っていく」 2 言いがかりをつける。くってかかる。「相手かまわず—・る」 3 歩いてい...
づくり【作り/造り】
[語素]《動詞「つく(作)る」の連用形から》 1 名詞の下に付いて、そのものを念を入れて作り上げる意、また、きちんと体裁を整える意を表す。「人—」「国—」「菊—」 2 名詞の下に付いて、そのもの...
ふさが・る【塞がる】
[動ラ五(四)] 1 あいていた箇所が詰まる。すき間や穴がなくなる。「家が建って空き地が—・る」 2 物が詰まって通じなくなる。また、物がじゃまをして通れなくなる。「下水管がごみで—・る」「道が...
つま‐ず・く【躓く】
[動カ五(四)]《「爪(つま)突く」の意》 1 歩いていて、誤って足先を物に突き当ててよろける。けつまずく。「石に—・いて転倒する」 2 物事の中途で、思わぬ障害につき当たって失敗する。「緒戦で...