しわす‐ろうにん【師走浪人】
《歳末には忙しい世間から相手にされないところから》落ちぶれてみすぼらしい浪人。また、みすぼらしい身なりをした人のたとえ。「引けば破れる、掴(つか)めば跡に師走坊主—」〈浄・阿波鳴渡〉
すさ・ぶ【荒ぶ/進ぶ/遊ぶ】
《上代は上二段活用であるが、平安時代ころから四段にも活用するようになった》 [動バ五(四)] 1 気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。「心が—・ぶ」 2...
しょだい‐せい【初代星】
宇宙初期に誕生した第1世代の星。ビッグバンから数億年後、ガスの密度が高いところで形成され、重元素を含まない。従来、宇宙初期には大量のガスが存在するため、太陽の数百倍程度の大質量の星であると考えら...
じょうもん‐どき【縄文土器】
縄文文化の土器。縄文をもつものが多いところからの命名。セ氏600〜800度程度で焼成した赤・暗褐色の軟質土器で、深鍋を主要な器とし、複雑な形の器も少数伴う。口が幾山かの起伏をもつ波状口縁の存在も...
しょ‐てっぺん【初天辺】
1 いちばん高いところ。頂上。最上。てっぺん。 2 最初。しょっぱな。初手(しょて)。「何でもから—に、おれがさかづきをさしておいた」〈滑・膝栗毛・五〉
しわす‐ぼうず【師走坊主】
《歳末には忙しい世間から相手にされず、布施も少ないところから》やつれたみすぼらしい坊主。また、みすぼらしい身なりをした人のたとえ。「殊に—とて、(世間ノ人ガ)この月はいそがしさに取りまぎれ、親の...
女郎(じょろう)に誠(まこと)があれば晦日(みそか)に月(つき)が出(で)る
《陰暦では晦日に月が出ないところから》遊女が誠意をもって接するはずがないことのたとえ。
すき‐ま【隙間/透(き)間】
1 物と物との間の、わずかにあいている所。「—だらけの板塀」 2 (比喩的に)普通には気づきにくいところ。盲点。「法の—を衝く」「—産業」 3 あいている時間。ひま。「家事の—をみて勉強する」 ...
すずみ‐どころ【涼み所】
暑さを避けるのに適した涼しいところ。涼風が吹く木陰や水辺など。 [補説]近年では熱中症予防のために、冷房設備のある施設を休憩所として一般に開放する自治体が増えており、この名称が多く用いられる。
せい‐どく【精読】
[名](スル)細かいところまで、ていねいに読むこと。熟読。「原典を—する」