いなずま‐もよう【稲妻模様】
稲妻のように直線を折り曲げた文様。
いなずま‐よこばい【稲妻横這】
ヨコバイの一種。体長は翅(はね)の先まで約4.5ミリで、全体が黄褐色。前翅に稲妻模様のような斑点がある。稲・麦などの害虫。→横這い3
いなずま‐らいごろう【稲妻雷五郎】
[1798〜1877]第7代横綱。常陸(ひたち)の人。入幕後16年間の勝率90.9パーセントという。松江藩の抱え力士。→第6代横綱阿武松(おうのまつ) →第8代横綱不知火(しらぬい)
いな‐せ【否諾】
《「せ」は肯定の意》 1 不承知か承知か。諾否(だくひ)。「さあ、—の返事はいかに」〈咄・御前男・一〉 2 安否(あんぴ)。また、その知らせ。「—の便りもし給はぬは」〈浄・出世景清〉
いな‐せ【鯔背】
[名・形動] 1 粋(いき)で、勇み肌で、さっぱりしているさま。また、その容姿や、そういう気風の若者。「—な兄い」 2 「鯔背足駄(いなせあしだ)」の略。
いなせ‐あしだ【鯔背足駄】
江戸末期、職人や侠客(きょうかく)などが履いた鼻緒の長い足駄。鯔背。
いなせ‐いちょう【鯔背銀杏】
《形が鯔(いな)(ボラ)の背に似ているところから》江戸後期、江戸日本橋の魚河岸の若者たちが結ったまげ。
いなせ‐はだ【鯔背肌】
威勢がよく、さっぱりしていて粋(いき)な気風。勇み肌。
いな‐だま【稲魂】
《「いなたま」とも》稲の中に宿ると信じられている神霊。稲妻。稲光。《季 秋》
いなだ
ブリの若魚。関東では20〜30センチのものをいう。関西ではハマチとよぶ。《季 夏》→出世魚