いな‐ば【稲葉】
稲の葉。「恋ひつつも—かき別(わ)け家居(を)れば乏(とも)しくもあらず秋の夕風」〈万・二二三〇〉
イナ‐バウアー【ina bauer】
フィギュアスケートの滑走法の一つ。足を前後に開き、前の足のひざを曲げた姿勢で、両足のつま先を外側に大きく開いて横に滑る。初めて演じた旧西ドイツの選手イナ=バウアーの名から。 [補説]2006年開...
バウアー【Ina Bauer】
[1941〜2014]旧西ドイツのフィギュアスケート選手。3度ドイツチャンピオンとなり、世界選手権でも活躍。滑走法イナバウアーの開発者として知られる。
いなばき‐むしろ【稲掃き筵】
稲こきや籾(もみ)を干すのに使う、目の粗いむしろ。いなばき。いなまき。
いなば‐じんじゃ【伊奈波神社】
岐阜市伊奈波通りにある神社。主祭神は五十瓊敷入彦命(いそにしきいりひこのみこと)。正一位伊奈波大明神。
いなば‐どう【因幡堂】
因幡薬師のこと。 狂言。酒好きの女房を離縁した男が因幡堂へ妻乞いに行ったところ、だまされて前の女房と再び祝言の杯をあげてしまうという筋。
いなばどうえんぎ【因幡堂縁起】
鎌倉後期の絵巻。作者未詳。因幡の国司橘行平が夢のお告げで海中から引き上げた薬師如来像を本尊として因幡堂を創立した由来を描いたもの。
いなば‐の‐くに【因幡国】
⇒因幡
いなば‐の‐くも【稲葉の雲】
稲穂が実って風になびくようすを雲に見立てた語。「風渡る門田(かどた)のすゑに霧はれて—を出づる月かげ」〈新拾遺・秋上〉
いなば‐の‐しろうさぎ【因幡の白兎】
出雲神話に出てくる兎。淤岐島(おきのしま)から因幡国へ行くため、鰐鮫(わにざめ)を欺いてその背を渡ったが、最後の鰐鮫に丸裸にされ、さらに八十神(やそかみ)の教えをそのまま信じて潮を浴び、痛くて泣...