いぬ‐い【犬居】
犬が座っている姿勢。人がしりもちをついた姿や、両手を地面について座り込んでいるようすをいう。「童が腹巻きの引き合はせをあなたへつっと射ぬかれて、—に倒れぬ」〈平家・一一〉
イヌイット【(エスキモー)Innuit】
《人間の意》カナダに居住するエスキモーの自称。→エスキモー
戌(いぬ)亥(い)子(ね)丑(うし)寅(とら)
《「いぬいね」を「犬去(い)ね」にかけて続けた言葉》犬に追われたり、囲まれたりしたときに、退散させるために唱える呪文(じゅもん)。
いぬい‐もん【乾門】
皇居の門の一。皇居の北西にある門。坂下門の反対側にあたる。
いぬ‐うど【犬独活】
シシウドの別名。
いぬ‐えんじゅ【犬槐】
マメ科の落葉高木。本州以北の山地に自生。葉は7〜11枚の小葉からなる羽状複葉。夏、総状に黄白色の花が咲く。果実は平たいさやで、中の種子も平たい。えにす。
いぬ‐おうもの【犬追物】
騎射の練習の一。円形の馬場の中に放した犬を追いながら、馬上から蟇目(ひきめ)の矢で射る。鎌倉・室町時代を通じて盛んに行われ、故実も整えられたが、明治に至って衰えた。
いぬ‐およぎ【犬泳ぎ】
「犬掻(か)き」に同じ。
いぬ‐かい【犬飼】
鷹(たか)狩りに使う猟犬を飼育する業の人。いぬかいびと。
いぬかい【犬養】
姓氏の一。 [補説]「犬養」姓の人物犬養健(いぬかいたける)犬養毅(いぬかいつよし)