いも【芋/薯/藷】
1 植物の根や地下茎が肥大して、でんぷんなどの養分を蓄えているものの総称。ヤマノイモ・サトイモ・サツマイモ・ジャガイモなど。《季 秋》「—の露連山影を正しうす/蛇笏」 2 (多く接頭語的に用いて...
いも【妹】
1 男が女を親しんでいう語。主として妻・恋人をさす。⇔兄(せ)。「秋さらば見つつ偲(しの)へと—が殖ゑし屋前(やど)の石竹(なでしこ)咲きにけるかも」〈万・四六四〉 2 男の側から姉または妹をよ...
いも【痘痕】
《「いもがさ」の略》 1 痘瘡(とうそう)。天然痘。「笑ひ盛りなる緑子(みどりご)を…あらあらしき—の神に見込まれつつ」〈おらが春〉 2 痘瘡のあと。あばた。「ちっとべい—はあるがと村仲人」〈柳...
いも‐あらい【芋洗い】
1 芋を洗うこと。芋を入れた桶に水を注ぎ、棒でかき回すなどして芋に付いた泥を落とすこと。 2 《1の桶の中のように》たいへん混雑していることのたとえ。
いも‐あん【芋餡】
サツマイモなどを蒸してすりつぶし、砂糖を加えて作った餡。
いもい【斎/忌】
1 精進潔斎。物忌み。「御正日(おしゃうにち)には、上下の人々、皆—して」〈源・幻〉 2 精進料理。「—の御鉢まゐるべきを」〈源・若菜下〉
いも・う【斎ふ】
[動ハ四]神を祭るために、心身を清める。「神垣に神籬(ひもろぎ)立てて—・へども」〈河海抄・一七〉
いも‐うと【妹】
《「いもひと(妹人)」の音変化》 1 きょうだいのうちの年下の女。⇔姉。 2 《「義妹」とも書く》夫や妻の妹。また、弟の妻。義妹(ぎまい)。 3 古く、男からみて、その姉妹を呼ぶ語。妹、または姉...
いもうと‐ご【妹御】
他人の妹を敬っていう語。
いもうと‐ぶん【妹分】
1 義妹(ぎまい)。 2 妹同様の親しい関係。また、その人。