てがい‐もの【手掻物/転害物】
鎌倉時代から室町時代にかけて、手掻包永(てがいかねなが)を祖とする刀工たちの鍛えた刀。この一派が奈良東大寺の転害門(てがいもん)の周辺に居住していたのでこの名がある。
て◦き
[連語]《完了の助動詞「つ」の連用形+過去の助動詞「き」》…た。…てしまった。「去年(こぞ)見—◦し秋の月夜(つくよ)は渡れども相見し妹(いも)はいや年離(さか)る」〈万・二一四〉
てき【敵】
1 戦い・競争・試合の相手。「大国を—に回して戦う」「—の意表をつく」「—をつくりやすい言動」⇔味方。 2 害を与えるもの。あるものにとってよくないもの。「民衆の—」「社会の—」「ぜいたくは—だ...
デッド‐コード【dead code】
コンピューターのソースコードで、プログラムの実行上、意味のない部分。条件分岐の記述の誤りによって実行されない部分や、呼び出されないサブルーチンなどは到達不能コード、実行しても意味のある変化を起こ...
てまえ‐かん【手前勘】
自分の考えだけで一人ぎめすること。ひとりよがり。また、うぬぼれ。「人間はかように—の強いものである」〈漱石・坑夫〉
と‐いえば【と言えば】
[連語] 1 話題の中のある事柄を取り上げて提示し、それに関連したことについて下に続ける意を表す。多く、話題を別方面に展開する場合に用いる。…ということについては。「事件—昨日の新聞は読みました...
てんぷ‐しぜん【天賦自然】
天から与えられた、人の力ではどうにもならないもの。
てんみょう‐がま【天明釜】
室町時代から下野(しもつけ)国佐野郡天明(栃木県佐野市)で製作された鉄製の茶釜の総称。地肌に工夫をこらし、地文のないものが多い。蘆屋釜(あしやがま)とともに茶人に珍重される。
でん‐ほう【電泡】
稲妻と泡。はかないもののたとえ。「—の身には幾ばくの嘆きぞや」〈海道記〉
と‐いう【と言う】
[連語] 1 人が…と呼ぶ。…と呼ばれる。「のっぽさん—あだ名」「大国主命(おおくにぬしのみこと)—神」 2 「と」の受ける事柄を取り立てて強調する意を表す。「人—のはわからないものだ」 3 数...