いれ【煎れ】
信用取引で、相場の下落を見込んで売ったのに、騰貴してしまい、下落が期待できないときに、損を覚悟で買い戻すこと。主に関西で使われる用語で、東京では「踏み」という。
いれ‐あ・げる【入れ揚げる】
[動ガ下一][文]いれあ・ぐ[ガ下二]好きなもののために分別を欠いて多くの金銭をつぎ込む。「ひいき役者に—・げる」
いれ‐あわ・す【入れ合はす】
[動サ下二]まぜ合わせてならす。埋め合わせる。「おのれが損は—・せ、今は銀もいらぬと言ふ」〈浄・歌念仏〉 [動サ四]に同じ。「いっそ死骸を売って、初手の損を—・した方がよからうぞや」〈伎・...
いれ‐あわせ【入れ合(わ)せ】
埋め合わせ。いりあわせ。「現在の幸福が無くなった先きの—に過ぎないじゃありませんか」〈鴎外・青年〉
い‐れい【威令】
権威のある命令。
い‐れい【威霊】
威力ある神霊。神威。また、天子の威光。
い‐れい【異例】
普通と異なる例。今までに例がないこと。「—の昇進」「—の寒さ」
い‐れい【違令】
1 法律や命令に違反すること。 2 ⇒いりょう(違令)
い‐れい【違戻】
[名](スル)道理にあわないこと。誤っていること。「趣旨に—する」
い‐れい【違例】
[名・形動] 1 いつもと違うこと。また、そのさま。「父が向うから来るという—な事が」〈漱石・行人〉 2 からだの調子が平常と違うこと。貴人についていう。病気。不例。「御迎へに人を奉らせ給ひたり...