いわくら‐しせつだん【岩倉使節団】
明治政府が明治4年(1871)に欧米に派遣した使節団。正使の岩倉具視以下、大久保利通・伊藤博文・木戸孝允ら107名がおよそ2年間、各国を歴訪し不平等条約改正を目指したが果たせなかった。 [補説]...
いわ‐ぐみ【岩組(み)】
1 庭園などの岩石の配置。また、その岩石。石組み。 2 芝居の舞台などで用いる、張り子の岩。 3 岩石が重なり、入り組んでいる所。「谷の—葛(つづら)折り」〈浄・傾城酒呑童子〉
いわ‐ぐんじょう【岩群青】
青色の岩絵の具の一。塩基性炭酸銅が主成分。藍銅鉱から製する。
いわけ‐な・い【稚ない】
[形][文]いわけな・し[ク]分別がなく子供っぽく見えるさま。あどけない。がんぜない。「まだ—・くもいやしむいろえ包までいうに」〈鴎外・文づかひ〉 [補説]歴史的仮名遣いは「いわけなし」か「いは...
いわ‐こす【岩越】
琴柱(ことじ)の上部にある、弦をのせる溝。越柱(こしじ)。
いわ‐さか【岩境/磐境】
「岩座(いわくら)」に同じ。「我は天つ神籬(ひもろき)及び天つ—を起こしたてて」〈神代紀・下〉
いわさき【岩崎】
姓氏の一。 [補説]「岩崎」姓の人物岩崎灌園(いわさきかんえん)岩崎京子(いわさききょうこ)岩崎小弥太(いわさきこやた)いわさきちひろ岩崎弥太郎(いわさきやたろう)岩崎弥之助(いわさきやのすけ)
いわさき‐ちひろ
[1918〜1974]児童画家・絵本作家。福井の生まれ。本名、松本知弘。透明感に満ちた水彩画法でみずみずしく子供の姿を描く。代表作に絵本「あめのひのおるすばん」「ことりのくるひ」、挿絵「母さんは...
いわ‐ざ【岩座】
岩をかたどった、仏像を安置する台座。明王や天部像に用いられる。
いわ‐ざる【言わ猿】
三猿(さんえん)の一。言うまいとして両手で口を押さえている猿の像。