うけ‐ぐち【受(け)口】
1 物を受け入れるためにあけてある口。受け入れ口。「電球の—」 2 《「うけくち」とも》下あごが上あごより前に出ている口。 3 木を伐採するとき、倒そうとする側のやや下方につけておく、斧(おの)...
うけ‐ぐつ【穿け沓】
履き古して穴のあいたくつ。「—を脱き棄(つ)るごとく踏み脱きて」〈万・八〇〇〉
うけ‐こ【受け子】
振り込め詐欺などの犯罪で、直接現金を受け取る役をいう隠語。→掛け子 →出し子
うけ‐こたえ【受け答え】
[名](スル)《「うけごたえ」とも》人の言うこと、尋ねることに応じて答えること。応答。「はきはきと—する」
うけ‐こ・む【受(け)込む/請(け)込む】
[動マ五(四)]引き受ける。受け合う。「一旦—・んだ芳江の口からは謝絶(ことわ)り難い筈」〈小杉天外・魔風恋風〉
うけ‐ごし【受(け)腰】
1 物を受け止めようとするときの腰つき。受け止める姿勢。 2 受け身の態度。受動的な態勢。「—で交渉に臨む」 3 商品の清算取引で、買い方が現物を受け取ろうとする気配や態度。
うけ‐さく【請作】
1 平安中期以降、農民が土地を借りて耕作すること。荘園領主から権利を保証されて土地を耕作し、所定の地子(じし)を納入する義務を負った。 2 江戸時代における小作。下作(したさく)。
うけ‐ざ【請(け)座】
開閉する扉の軸のはまる穴にかぶせて取り付ける金物。請け座金物。
うけ‐ざかや【請酒屋】
江戸時代、他の店で造った酒を仕入れて売った店。小売り専門の酒屋。造り酒屋に対していった。
うけ‐ざら【受(け)皿】
1 垂れるしずくなどを受ける皿。「コーヒー茶碗の—」 2 物事を引き受ける態勢。「市民の要望の—」