うす‐はじ【薄恥】
少しばかりの恥。「織り延べを一きれも得ぬわれらさへ—をかく数に入るかな」〈平家・四〉
うす‐はた【薄機/薄繒】
「薄物1」に同じ。「佐保姫の織りかけさらす—の霞たちきる春の野辺かな」〈古今六帖・五〉
うす‐はないろ【薄花色】
薄い藍色。薄縹(うすはなだ)。
うす‐はなざくら【薄花桜】
1 色の薄い桜の花。「紅の—匂はずはみな白雲と見てや過ぎまし」〈詞花・春〉 2 薄い桜色。「当世顔はすこし丸く、色は—にして」〈浮・一代女・一〉 3 薄い藍色。→薄花色 4 襲(かさね)の色目の...
うすはな‐ぞめ【薄花染(め)】
薄花色に染めること。また、そのもの。
うす‐はなだ【薄縹】
薄い縹色。薄花色。
うす‐はり【薄玻璃】
《「玻璃」はガラスの異称》薄くつくったガラス。