うそっ‐ぱち【嘘っぱち】
「嘘」を強めていう語。全くの嘘。
うそっ‐ぽ・い【嘘っぽい】
[形]どう聞いても嘘としか思えないさま。嘘くさい。「—・い話にころりとだまされる」
嘘(うそ)吐(つ)いたら針(はり)千本(せんぼん)飲(の)ます
子供が指切りをするときに唱える言葉。「指切りげんまん」に続けて言う。
うそ‐つき【嘘吐き】
嘘を言うこと。嘘をつく人。
うそつき‐いわい【嘘吐き祝(い)】
本州中国地方で12月8日に行う商人の行事。1年間ついた嘘が帳消しになる日だとして、豆腐汁やこんにゃく田楽を作って祝う。うそつきばらい。
うそつきおとこ【嘘つき男】
《原題、(フランス)Le Menteur》コルネイユの喜劇。1634年初演、1644年刊行。スペイン風の軽妙な喜劇。
うそつき‐の‐パラドックス【嘘吐きのパラドックス】
⇒エピメニデスのパラドックス
嘘吐(うそつ)きは泥棒(どろぼう)の始(はじ)まり
悪いと思わないで嘘をつく人は、泥棒をするのも平気になるということ。
嘘(うそ)で固(かた)・める
嘘ばかりで話などをまとめる。「—・めた報告書」「—・めた世渡り」
嘘(うそ)と坊主(ぼうず)の頭(あたま)はゆったことがない
《「嘘を言う」と「頭を結う」を掛けた洒落(しゃれ)》これまで嘘をついたことがない。