つつが‐むし【恙虫】
ダニ目ツツガムシ科のケダニの総称。成虫は体長1〜2ミリ、体表に多数の毛が生えている。幼虫は野ネズミに寄生し、時に人間を吸血して恙虫病を媒介する。アカツツガムシ・タテツツガムシなどがある。ようちゅう。
つとめ【勤め/務め】
1 当然果たさなければならない事柄。任務。義務。「税金を納めることは国民の—だ」 2 官公庁・会社などに雇われて、働くこと。勤務。「一日の—を終える」 3 仏道の修行。また、僧侶が日課として行う...
つしま‐まつり【津島祭】
津島神社の祭礼。陰暦6月14、15日(現在は7月の第4土・日曜日)に行われる。神輿(みこし)をのせ、500個ほどの提灯(ちょうちん)をともした5隻のだんじり船が笛に合わせて対岸のお旅所にもうでる...
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...
つぼ・い
[形][文]つぼ・し[ク]《中世・近世語》 1 入口などがすぼまっている。「眼ワ—・ウ、シカモ出テ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 かわいい。かわいらしい。「うち見には恐ろしげなれど、馴れて...
つや‐つや
[副] 1 あとに打消しの語を伴って、それを強める気持ちを表す。少しも。まったく。「かくて御身と相見んとは、—思い掛けざりき」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 完全に。すっかり。「—と世の失せ侍りぬるぞ...
つ・む【摘む】
[動マ五(四)] 1 (「抓む」とも書く)指先や爪の先ではさみとる。つまみとる。「茶を—・む」「花を—・む」 2 (「剪む」とも書く)はさみなどで物の先を切りとる。「枝を—・む」「髪を—・む」 ...
つみたて‐きん【積立金】
1 積み立てておく金銭。つみきん。 2 会社が社内に留保した利益のうち、定款の規定や株主総会の決議によって積み立てた部分。
つみに‐ほけん【積(み)荷保険】
貨物保険のうち、主に海上運送中の事故による損害を塡補(てんぽ)する保険。貨物海上保険。→運送保険
つま‐や【妻屋/嬬屋】
夫婦の寝所。ねや。「我妹子(わぎもこ)と二人我が寝(ね)し枕づく—のうちに」〈万・二一〇〉