うつくしくあおきドナウ【美しく青きドナウ】
《原題、(ドイツ)An der schönen, blauen Donau》ヨハン=シュトラウス2世作曲のワルツ。1867年作。初め男声合唱曲として作られ、のちに管弦楽用に編曲。ウィンナワルツの...
うつくし・ぶ【慈しぶ/愛しぶ】
[動バ上二]「うつくしむ」に同じ。「八つ九つばかりにて、声いとおもしろく、笙(さう)の笛吹きなどするを、—・び、もてあそび給ふ」〈源・賢木〉
うつくし‐まつ【美し松】
アカマツの変種。高さ1〜7メートル。幹が根元近くから数本出て、樹形が傘形をしている。庭木にする。多行松(たぎょうしょう)。
うつくし・む【慈しむ/愛しむ】
[動マ四]かわいがる。いつくしむ。大切にする。うつくしぶ。「憎げなる稚児(ちご)を、己(おの)が心地の愛(かな)しきままに、—・み、愛しがり」〈枕・九六〉
うつけ【空け/虚け】
《動詞「うつ(空)ける」の連用形から》 1 中のうつろなこと。から。からっぽ。 2 愚かなこと。ぼんやりしていること。また、そのような者。まぬけ。「余りに頼効(たのみがい)なき—の罪を」〈鏡花・...
うつけ‐もの【空け者】
愚か者。ぼんやり者。
うつ・ける【空ける/虚ける】
[動カ下一][文]うつ・く[カ下二]《「うつ(空)」の動詞化》 1 気が抜けたようになる。ぼんやりする。「—・けた顔つき」 2 中がうつろになる。「鹿の角のごとくして—・けたる国なり」〈熱田神宮...
うつし【写し】
1 書画などを写しとること。模写。また、その書画。 2 書類などの控えとして書き写したり複写したりした文書。謄本(とうほん)。コピー。「証書の—」 3 写真や映画などにとること。「大—」「二重—...
うつし【映し】
映像をスクリーンなどに現し出すこと。
うつし【移し】
1 「移し花(ばな)」に同じ。「秋の露は—にありけり水鳥の青葉の山の色づく見れば」〈万・一五四三〉 2 香を衣類などに染み込ませること。また、その香。「菊の露もこちたく、おほひたる綿などもいたく...