う‐どん【饂飩】
《「うんどん」の音変化》小麦粉に少量の塩を加え、水でこね、薄く延ばして細く切ったものをゆでた食品。奈良時代に唐から伝えられたという。切り麦。
ウドン【Oudong】
カンボジア中南部、コンポンスプー州の都市。首都プノンペンの北西約40キロメートルに位置する。プノンペン遷都以前の1620年から1866年までクメール王国の王都。ウドンの丘の上にチェイ=チェッタ2...
う‐どん【迂鈍】
[形動][文][ナリ]愚かで役に立たないさま。世事にうとくてのろいさま。愚鈍。「蒼ンぶくれで、—な顔をした御飯焚が」〈里見弴・安城家の兄弟〉
うどん‐げ【優曇華】
《(梵)udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》 1 ㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。 ㋑きわめてまれなことのたとえ。 2 クサ...
うどん‐こ【饂飩粉】
うどんの材料に適した日本産の小麦粉。
うどんこ‐びょう【饂飩粉病】
植物の茎や葉の表面が、うどん粉を振りかけたように白くなる病害。子嚢菌(しのうきん)類のウドンコ病菌によって起こり、やや乾きぎみの天候のときに発生する。白渋(しらしぶ)病。白粉(しろこ)病。
うどん‐すき【饂飩鋤】
魚鋤(うおすき)にうどんを加えた鍋料理。関西に始まったものという。商標名。
ウドン‐ターニー【Udon Thani】
タイ北東部、イサーン地方の都市。コラート高原の北部に位置する。交通・商業の中心地であり、周囲に農地が広がる。ベトナム戦争時に米軍基地が置かれたが、1976年に撤退。近郊に先史時代の墳墓が見つかり...
うどん‐どうふ【饂飩豆腐】
だし4、醤油2、酒2の割合で煮立てた汁に、うどんのように細く切った豆腐を入れて煮た料理。八杯豆腐(はちはいどうふ)。
饂飩屋(うどんや)の釜(かま)
口先ばかりで実行を伴わない意をしゃれていう語。うどんをゆでる釜には湯が入っていることから、「湯ばかり」と「言(ゆ)うばかり」を掛けたもの。