うのはな‐ずし【卯の花鮨】
おからに砂糖・塩などを加えて煎り、酢を加えたものを握り、イワシ・コハダなどの鮨種をのせた料理。からすし。おからずし。
うのはな‐づき【卯の花月】
《卯の花の咲く月の意》陰暦4月の異称。うづき。《季 夏》
うのはな‐づくよ【卯の花月夜】
卯の花の白く咲いている月夜。うのはなづきよ。「五月山(さつきやま)—ほととぎす聞けども飽かずまた鳴かぬかも」〈万・一九五三〉
うのはな‐づけ【卯の花漬(け)】
1 イワシ・コハダなど小魚の酢漬けを、甘酢で味つけしたおからに漬け込んだもの。 2 おからに塩を混ぜ、ワラビ・竹の子などの野菜を漬けたもの。
うのはな‐なます【卯の花膾】
1 大根・ニンジンなどを細かく刻んで酢味噌であえた上に、細く切ってさっと熱湯を通した魚肉を散らしたもの。魚肉の代わりに大根おろしを使うこともある。 2 煎って酢をかけたおからと薄く切った酢漬けの...
うのはな‐ひらめ【卯の花鮃】
ゆでたヒラメの肉を、おからのように細かくほぐした料理。
うのはな‐めし【卯の花飯】
甘辛く煎り煮したおからに酢を混ぜて飯の上にのせ、刻みショウガを添えた料理。
鵜(う)の真似(まね)をする烏(からす)
《自分に姿が似ている鵜のまねをして水に入った烏がおぼれる意から》自分の能力をよく考えず、みだりに人まねをすると、必ず失敗するということのたとえ。烏が鵜の真似。
う‐のみ【鵜呑み】
《ウが魚をまるのみにするところから》 1 食物をかまずにのみ込むこと。まるのみ。「飯を—にする」 2 物事の真意をよく理解せずに受け入れること。「宣伝文句を—にする」
うのめ‐いおう【鵜の目硫黄】
薄紅色を帯びた黄色の光沢のある硫黄。