うま【午】
1 十二支の7番目。 2 方角の名。南。 3 昔の時刻の名。今の昼の12時ごろ、およびその後の2時間。または昼の12時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦5月の異称。
うま【馬】
《「馬」の字音「マ」から変化したものという。平安時代以降「むま」と表記されることが多い》 1 奇蹄(きてい)目ウマ科の哺乳類。体は一般に大形で、顔が長く、たてがみがあり、長い毛の尾がある。力強く...
うま【甘/味】
《形容詞「うまし」の語幹》名詞に付いて複合語を作る。 1 味がよい、うまい意を表す。「—酒」「—飯(いい)」 2 貴い意を表す。「—人」 3 眠りの度合いの深い意を表す。「—寝(い)」
うま【馬】
山本嘉次郎監督による映画の題名。昭和16年(1941)公開。チーフ助監督として黒沢明が参加。東北の農村を舞台に、馬を育てる少女を姿をドキュメンタリータッチで描く。出演、高峰秀子、藤原鶏太ほか。
うま‐あぶ【馬虻】
ウマバエの別名。
う‐まい【右舞】
「右方(うほう)の舞」に同じ。⇔左舞。
うま‐い【熟寝】
ぐっすり眠ること。熟睡(じゅくすい)。「人の寝(ぬ)る—は寝ずてはしきやし君が目すらを欲(ほ)りし嘆かふ」〈万・二三六九〉
うま・い【旨い/甘い】
[形][文]うま・し[ク] 1 (「美味い」とも書く)食物などの味がよい。おいしい。「—・い酒」「山の空気が—・い」⇔まずい。 2 物事の運びが自分の望むとおりである。都合がよい。好ましい。「—...
うま‐いい【甘飯/味飯】
味のよいめし。「—を水に醸(か)みなし」〈万・三八一〇〉
うま‐いかだ【馬筏】
流れの急な大河を騎馬で渡るときに、数頭の乗馬を並べつないで筏のようにすること。また、その隊形。「兵(つはもの)三千余騎、一度に颯(さっ)と打ち入って—に流れをせきあげたれば」〈太平記・八〉