う
1 五十音図ア行の第3音。五母音の一。後舌の閉母音。[u] 2 平仮名「う」は「宇」の草体から。片仮名「ウ」は「宇」の冠から。 [補説]五十音図ワ行の第3音としても重出。
う
[助動][○|○|う|(う)|○|○]《推量の助動詞「む」の音変化》現代語では、五段活用動詞、形容詞、形容動詞、助動詞「たい」「ない」「だ」「です」「ます」「た」「ようだ」「そうだ」などの未然形...
う【ウ】
1 「裏」の意の符丁。和本など袋綴(ふくろと)じにした本の裏ページにあたる紙面を示す。「五丁ウ」のように片仮名で書く。⇔オ。 2 能楽で、打ち切りの意を示す符号。詞章の左下につける。
う【兎】
ウサギの古名。「露を待つ—の毛もいかにしをるらむ月の桂の影を頼みて」〈拾遺愚草・上〉
う【卯】
1 十二支の4番目。 2 方角の名。東。 3 昔の時刻の名。今の午前6時ごろ、およびその後の2時間。または午前6時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 陰暦2月の異称。
う【右】
[音]ウ(呉) ユウ(イウ)(漢) [訓]みぎ [学習漢字]1年 〈ウ〉 1 みぎ。「右折・右辺・右腕・右往左往」 2 保守的なこと。「右傾・右派・右翼/極右」 3 野球で、右翼。ライト。「右...
う【宇】
[接尾]助数詞。建物・屋根・天幕などを数えるのに用いる。「一—の堂塔」
う【宇】
[音]ウ(呉)(漢) [学習漢字]6年 1 大きい屋根で覆った家。また、家を覆うひさし。のき。「屋宇・殿宇・堂宇・眉宇(びう)・廟宇(びょうう)」 2 大空に覆われた世界。天下。「宇内(うだい)...
う【居/坐】
[動ワ上二]《動詞「ゐ(居)る」(上一)の古形で終止形だけが残存するが、上二段活用と考えられる》すわる。いる。「たまきはる我が山の上に立つ霞立つともうとも君がまにまに」〈万・一九一二〉
う【得】
[動ア下二]「え(得)る」の文語形。