とう【答】
1 返事。返答。「総て—の響きを鳴返していた」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 恨みをかえすこと。意趣がえし。仕返し。「此の北の方の—せむ」〈落窪・二〉
とがのお【栂尾】
京都市右京区、清滝(きよたき)川上流の景勝地。古来、高雄(たかお)(高尾)・槙尾(まきのお)とともに三尾(さんび)と称する紅葉の名所。明恵上人(みょうえしょうにん)が再興した高山寺(こうざんじ)...
ない‐げ【内外】
[名](スル) 1 内と外。ないがい。「造り道十余町を見下して—に鳥居を立てたり」〈盛衰記・三三〉 2 奥向きと表向き。「—につけたる執権の臣とぞみえし」〈平家・一〉 3 朝廷や貴人の家などに出...
とん‐だ
[連体]話し手の判断の範囲を越えていることをさしていう。 1 意外な。思いのほかの。「—長居を致しました」 2 とりかえしのつかない。こまった。「—失敗をしでかした」 3 道理にはずれた。よく...
とんぼ‐がえり【蜻蛉返り/筋斗返り】
[名](スル)《トンボが飛びながら、軽く身をひるがえして後ろへ戻るところから》 1 地面をけって、空中でからだを1回転させること。「床の上で—してみせる」 2 ある場所に行って用を済ませ、すぐに...
とこ‐ずれ【床擦れ】
[名](スル)長い病床生活で、腰・肩・くるぶしなど骨の出た部分が体重の圧迫によって血行不順となり、壊死(えし)に陥ること。蓐瘡(じょくそう)。
とくがわ【徳川】
姓氏の一。 江戸幕府の将軍家。もと三河賀茂郡松平郷の土豪で松平氏を称したが、家康のとき徳川と改称。 [補説]「徳川」姓の人物徳川家定(とくがわいえさだ)徳川家達(とくがわいえさと)徳川家重(...
あい‐しら・う
[動ハ四]《「あえしらう」の音変化で、「あしらう」のもとの形》 1 応対する。「おほかたは、まことしく—・ひて」〈徒然・七三〉 2 適当に取り扱う。「あのやうなものを悪う—・へば、後にあたをする...