え‐て【得手】
1 巧みで、得意とすること。最も得意とするところ。えて物。えて吉。「人にはそれぞれ—不得手がある」 2 「得手勝手」の略。「—のお方が、今宵一夜はおれが物、一寸側を離さぬと」〈浄・傾城酒呑童子〉...
え‐て【得て】
[副] 1 「得てして」に同じ。「そう云う恩知らずは、—哲学者にあるもんだ」〈漱石・虞美人草〉 2 得意として。「—相撲を取りまする」〈虎明狂・鼻取相撲〉
エティエンヌ【Robert Estienne】
[1503〜1559]フランスの出版業者・人文主義者。ラテン語辞典を編集刊行。また、今日の章節区分を初めて導入した聖書の刊行で知られる。エチエンヌ。
エティエンヌシュバリエのじとうしょ【エティエンヌ=シュバリエの時祷書】
《原題、(フランス)Les Heures d'Étienne Chevalier》フーケの装飾写本。縦20センチ、横29センチ。シャルル7世に仕えた商人エティンヌ=シュバリエの依頼により制作。青...
エティック【etic】
言語学や文化人類学などで、ある現象を分析する方法の一つ。外部の観察者の視点から客観的に分析を行うもので、アメリカの言語学者K=L=パイクによって提唱された。phonetic(音声学の)という語の...
エティック【ETIC】
《Enterprise Turnaround Initiative Corporation of Japan》⇒企業再生支援機構
エティモロジー【etymology】
《「エチモロジー」とも》 1 語の起源・由来。語源。 2 語源学。
えて‐かって【得手勝手】
[名・形動]他人のことは考えず、自分に都合のよいように行動すること。また、そのさま。わがまま。「—が過ぎる」「—な注文」
え‐てがみ【絵手紙】
絵を書き添えた手紙。形式の制約はないが、葉書を使い、絵に簡単な文を添えるのが一般的。 [補説]書家小池邦夫が昭和中期に始めたとされる。
えて‐きち【得手吉】
《「得手」を人名めかした語》 1 「得手1」に同じ。「二十三、四にて器量もよし、泣く事が—なり」〈洒・面和具噺〉 2 「得手3」に同じ。「ああ、また—へやられましたか」〈伎・四谷怪談〉 3 「得...