えんしゅつ‐か【演出家】
「演出1」を専門の業とする人。演出者。
えん‐しょ【炎暑】
《古くは「えんじょ」とも》真夏の焼けつくような暑さ。酷暑。《季 夏》「うまや路の—にたかき槙(まき)一樹/蛇笏」
えん‐しょ【艶書】
《古くは「えんじょ」とも》恋心を書き送る手紙。恋文。懸想文(けそうぶみ)。艶状。「袂(たもと)の中へいつの間にか入れられてあった—の文句を」〈荷風・寝顔〉
えんしょ‐あわせ【艶書合(わ)せ】
歌合わせの一。左右の組に分かれ、恋文や恋歌を作り合って優劣を競う遊び。懸想文(けそうぶみ)合わせ。
えん‐しょう【延焼】
[名](スル)火事が火元から他に燃え広がること。「—を免れる」「風にあおられて山火事が—する」
えん‐しょう【炎症】
生体が微生物の侵入や物理的・化学的刺激などを受けて、発熱・発赤・はれ・痛みなどの症状を呈すること。
えん‐しょう【煙硝/焔硝】
1 硝酸カリウムのこと。 2 火薬。
えん‐しょう【煙嶂/烟嶂】
霞(かすみ)や雲などのかかっている峰。「石を集めては—の色を仮(か)り」〈太平記・二四〉
えん‐しょう【遠称】
文法で、指示代名詞のうち、話し手・聞き手のいずれからも離れた事物・場所・方向を示すもの。口語の「あれ」「あそこ」「あちら」、文語の「か」「かしこ」「かなた」「あなた」など。→近称 →中称 →不定称
えん‐しょう【塩商】
中国で、専売制となっていた塩を販売していた商人。独占的地位を占めて経済界を支配した。→塩法