えんに【円爾】
[1202〜1280]鎌倉中期の臨済宗の僧。駿河の人。京都・鎌倉で参禅し、入宋。帰国後、九州・京都で説法。東福寺の開山となる。勅諡号(ちょくしごう)、聖一(しょういち)国師を賜り、これが日本の国...
エンニウス【Quintus Ennius】
[前239〜前169]古代ローマの詩人。ラテン文学の父といわれた。叙事詩「年代記」など。
えん‐にち【厭日】
暦注の一。婚礼・旅立ちなどを忌む日。正月は戌(いぬ)の日、2月は酉(とり)の日、3月は申(さる)の日と、十二支を逆行させて各月に当てはめたもの。厭対日と対向関係にある。厭。
えん‐にち【縁日】
ある神仏に特定の由緒ある日。この日に参詣(さんけい)すれば特に御利益があると信じられている。毎月の、5日は水天宮、18日は観世音、28日は不動尊など。有縁(うえん)の日。結縁(けちえん)の日。
縁(えん)に付(つ)・く
嫁入りする。また、嫁入りさせる。「あの子を国で—・けるとて」〈浄・氷の朔日〉
縁(えん)に付(つ)・ける
嫁入りさせる。縁づける。
縁(えん)に繋(つな)が・る
血縁関係がある。ゆかりがある。
縁(えん)に連(つ)るれば唐(とう)の物(もの)
⇒縁に連るれば唐の物を食う
縁(えん)に連(つ)るれば唐(とう)の物(もの)を食(く)う
縁があれば、遠い所の物でも食べることができる。何かの因縁で思いがけないものと関係ができることのたとえ。
えん‐にゅう【円融】
「えんゆう」の連声(れんじょう)。