おお‐すぎごけ【大杉蘚】
スギゴケ科の蘚類(せんるい)。日陰地の腐食土の上に群生し、高さ約10センチで、堅い。苔庭に利用。
おおすぎ‐だに【大杉谷】
三重県中西部、大台ヶ原山を源流とする宮川の上流の峡谷。急崖と滝が多い。多雨地域。
おお‐すけ【大介】
平安中期以後に、守(かみ)・権守(ごんのかみ)・介などが公文書に署名するときなどに用いた自称。
おお‐すじ【大筋】
物事の内容のだいたいのところ、また、基本的なところ。あらまし。大略。「話の—をつかむ」「—で合意に達する」
おお‐すべらかし【大垂髪】
近世、宮中に仕えた女性の正装のときの髪形。両脇に広げながら後方へ垂らし、後ろ肩で束ねてハート形とし、髢(かもじ)を加えて長く垂らしたもの。武家の女性も用いた。さげがみ。すべらかし。
おおすみ
昭和45年(1970)2月に打ち上げられた日本初の人工衛星。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。名称は鹿児島宇宙空間観測所の打ち上げ基地が大隅半島にあった...
おおすみ【大隅】
旧国名の一。現在の鹿児島県東部と種子(たねが)島・屋久島などの大隅諸島にあたる。隅州(ぐうしゅう)。
おおすみ‐かいきょう【大隅海峡】
鹿児島県、大隅半島南端の佐多岬と大隅諸島の種子島・馬毛(まげ)島などの間の海峡。幅40キロメートル、水深100〜250メートルで、黒潮の影響により魚類が豊富。特にトビウオが多い。東シナ海と太平洋...
おおすみ‐しょとう【大隅諸島】
鹿児島県南部、大隅半島の南方にある諸島。種子島・屋久島・口永良部島(くちのえらぶじま)・馬毛島(まげしま)からなる。
おおすみ‐せき【大隅石】
珪酸塩鉱物の一種。ガラス光沢がある青色または黒色の板状の結晶。六方晶系。流紋岩やデーサイトの空隙などに産する。鹿児島県で発見され、昭和28年(1953)に都城(みやしろ)秋穂が新鉱物として報告し...