おお‐で【大手】
肩から手の指先まで。「—を広げて道をふさぐ」
おお‐でき【大出来】
みごとな出来栄え。また、みごとにやってのけること。上出来。「この成績は新人にしては—だ」
おお‐でまり【大手鞠】
ヤブデマリの変種。落葉低木。葉は広卵形。初夏、白色の花が多数集まって球状に咲く。中性花のため、実はできない。庭園に植えられる。てまりばな。《季 夏》
おおでらがっこう【大寺学校】
久保田万太郎の戯曲。4幕。昭和2年(1927)発表。浅草の代用小学校が、明治末期の学制改廃という時代の推移の中で寂れていくようすを描く。
大手(おおで)を振(ふ)・る
あたりをはばからないで、いばって歩くようすをいう。「疑いが晴れ、—・って歩ける」 [補説]この句の場合、「大手」を「おおて」と読むのは誤り。