おおはらの【大原野】
京都市西京区の地名。淳和(じゅんな)天皇陵・大原野神社・善峰寺・勝持寺(花の寺)など史跡が多い。古歌には「大原」ともいう。通称、西山。
おおはらの‐じんじゃ【大原野神社】
京都市西京区にある神社。祭神は建御賀豆智命(たけみかずちのみこと)・伊波比主命(いわいぬしのみこと)・天之子八根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめのかみ)。古くは2月と11月に行われた大原...
おおはら‐びじゅつかん【大原美術館】
岡山県倉敷市にある美術館。昭和5年(1930)大原孫三郎が創設。児島虎次郎の代表作のほか、西洋絵画・日本近代洋画・エジプト古代美術品などを所蔵。特に、印象派を中心とした絵画は大原コレクションとし...
おおはら‐びょう【大原病】
野兎病(やとびょう)の別名。内科医の大原八郎(1882〜1943)が報告したのでいう。
おおはら‐まごさぶろう【大原孫三郎】
[1880〜1943]実業家・社会事業家。岡山の生まれ。倉敷紡績などの社長を歴任。社会事業に尽力し、大原社会問題研究所・大原農業研究所・倉敷中央病院・大原美術館などを設立した。
おおはら‐まりこ【大原まり子】
[1959〜 ]SF作家。大阪の生まれ。大学在学中に「一人で歩いていった猫」でデビュー。「戦争を演じた神々たち」で日本SF大賞受賞。他に「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」「ハイブリッド・チャ...
おおはら‐め【大原女】
⇒おはらめ(大原女)
おおはら‐もんどう【大原問答】
法然が文治2年(1186)比叡山の顕真の要請に応じ、京都大原の勝林院で、明遍・証真・智海・貞慶ら諸宗の学僧と浄土念仏の教理を論議・問答し、信服させた宗論。大原談義。
おおはら‐ゆうがく【大原幽学】
[1797〜1858]江戸末期の農村指導者。神道・仏教・儒教を学び、下総(しもうさ)国香取郡長部村で村民を指導して村の建て直しを図ったが、幕府の圧力をうけ自殺。彼がつくらせた土地共有組織「先祖株...
おお‐ハルシャぎく【大ハルシャ菊】
コスモスの別名。