お‐かか【御母/御嬶】
「かか」を丁寧にいう語。母・妻また他家の主婦を呼ぶときに用いる。
お‐かかえ【御抱え】
人を雇って専属にしておくこと。また、その雇われた人。「—の運転手」
おかか‐さま【御母様/御嬶様】
1 母を敬っていう語。近世、武家や豪商の子弟が用いたが、末期には広く一般的になった。 2 他人の妻を敬っていう語。多くは子持ちの人妻をいう。「人の—並みに被(かづき)を着せて出かけ」〈浮・一代男・六〉
お‐かがみ【御鏡】
1 「鏡」を敬って、また丁寧にいう語。 2 「鏡餅(かがみもち)」の女性語。《季 新年》
お‐かき【御欠き】
欠き餅(もち)のこと。もと女性語。
おかくら【岡倉】
姓氏の一。 [補説]「岡倉」姓の人物岡倉天心(おかくらてんしん)岡倉由三郎(おかくらよしさぶろう)
おかくら‐よしさぶろう【岡倉由三郎】
[1868〜1936]英語学者。横浜の生まれ。天心の弟。東京高師教授。英語の教育と普及に尽力。編著「新英和大辞典」「発音学講話」など。
お‐かくれ【御隠れ】
身分の高い人、また目上の人が死ぬこと。「—になる」「—あそばす」「お父さんも—の時まで、梅二郎さんの事ばかりを気に掛けて」〈鉄腸・雪中梅〉
お‐かぐら【御神楽】
1 「神楽」を敬って、また丁寧にいう語。 2 平屋に、あとから継ぎ足した2階。通し柱がない。 3 灰かぐら。
お‐かげ【御蔭/御陰】
1 他から受けた力添え・恩恵。また、神仏の助け。加護。「—をこうむる」 2 ある物事がもたらすよい結果。皮肉の気持ちをこめて、悪い影響についていうこともある。「熟睡した—で気分がいい」「残業が多...