おが【大鋸】
《「おおが」の音変化》板ひき用の大形の鋸(のこぎり)。二人でひく縦びき用のものが室町時代に中国から伝来し、江戸時代には一人でひく前挽(び)き大鋸ができて普及した。おおが。→鋸(のこぎり)
おが【男鹿】
秋田県、男鹿半島を占める市。南部にある船川港は天然の良港。「なまはげ」の風習は有名。平成17年(2005)若美町と合併。人口3.2万(2010)。
お‐がき【男餓鬼】
男の餓鬼。⇔女餓鬼(めがき)。「寺々の女餓鬼申さく大神(おほみわ)の—賜(たば)りてその子産まはむ」〈万・三八四〇〉
おが‐くず【大鋸屑】
鋸(のこぎり)で木材をひいたときに出る木屑。ひきくず。のこくず。
おが‐こくていこうえん【男鹿国定公園】
秋田県北西部、男鹿半島にある国定公園。寒風山・本山(ほんざん)などの火山群と半島北端の入道崎の海岸を含む。国の天然記念物指定であるツバキの北限自生地(男鹿市の能登山)や、一ノ目潟などの火口湖のほ...
お‐がさがけ【小笠懸】
笠懸の一。4寸(約12センチ)四方の小さい的を馬上から射る競技。中世に盛んに行われた。
おがさわら【小笠原】
「小笠原諸島」の略。
おがさわら【小笠原】
姓氏の一。 [補説]「小笠原」姓の人物小笠原貞宗(おがさわらさだむね)小笠原貞頼(おがさわらさだより)小笠原長清(おがさわらながきよ)小笠原長時(おがさわらながとき)小笠原長秀(おがさわらながひで)
おがさわら‐おおこうもり【小笠原大蝙蝠】
オオコウモリ科の哺乳類。体長20〜25センチ。花や果実を食べる。小笠原諸島にのみ分布。天然記念物。
おがさわらかいだい‐かいいき【小笠原海台海域】
小笠原諸島の東方に張り出した海台のある海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請し、西部が平成24年(2012)に大陸棚限界委員会に認められた。