も‐がさ【痘瘡】
痘瘡(とうそう)の古名。天然痘。「この世の中は、—おこりてののしる」〈かげろふ・下〉
ふるい【震い】
1 恐怖や寒さなどで、からだがふるえること。ふるえ。「—を帯びて怖々した声で」〈啄木・病院の窓〉 2 瘧(おこり)などによる発作的な痙攣(けいれん)。
ろう‐げ【労気】
病気。やまい。「母の尼の—にはかにおこりて」〈源・夢浮橋〉
まじ‐な・う【呪う】
[動ワ五(ハ四)] 1 災いや病気を避けるために神仏などに祈る。「日照りが続かぬよう—・ってもらう」 2 相手の死を願って神仏などに祈る。「彦人の皇子の像(みかた)と竹田の皇子の像とを作りて—・...
ひ‐あい【火相】
火の元。また、茶の湯で、火のおこりぐあい。「内蔵—よく念を入れ」〈浮・織留・五〉
チベット‐ぶっきょう【チベット仏教】
7世紀、吐蕃(とばん)王国時代にインドから伝わり、チベットを中心に発展した大乗仏教の一派。後期インド仏教の教理と密教を継承。15世紀にゲルク(徳行)派がおこり改革。黄帽派といわれ、以後主流となり...
でんきょく‐はんのう【電極反応】
電極と電解質溶液との界面で生じる、電気化学的な反応の総称。電極間の電圧をかけると、負の電位をもつ陰極(この場合はカソード)ではイオンの還元と陽イオンの放電がおこり、正の電位をもつ陽極(アノード)...
ちゅうっ‐ぱら【中っ腹】
[名・形動] 1 怒りを発散できないで、むかむかしていること。また、そのさま。「—になる」「—で、昌造も、思わず突慳貪(つっけんどん)な声を出していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉 2 気みじかで威...
とうよう‐いがく【東洋医学】
1 東洋諸地域でおこり発展した医学の総称。 2 中国から伝来し、日本で発展した漢方医学。
腹(はら)悪(あ)・し
1 おこりっぽい。短気である。「大臣極めて—・しき人にて、目を嗔(いか)らかして」〈今昔・一九・九〉 2 意地悪い。腹黒い。「幼少の時よりして—・しきゑせ者の名を得候ひて」〈義経記・五〉