お‐そば【御側】
1 貴人・主君を敬って、その近辺をいう語。 2 主君の身近に仕える人。近習(きんじゅ)・腰元など。「奥勤めの—玉章(たまづさ)」〈人・娘節用・前〉
おそ‐ば【遅場】
稲の成熟の遅い地方。⇔早場(はやば)。
おそ‐ば【齵歯】
八重歯(やえば)。〈和名抄〉
おそば・う
[動ハ下二]ふざける。じゃれる。そばえる。「—・へて、あれおしこぼちてむと腹立ちののしれば」〈落窪・一〉
おそば‐ごようにん【御側御用人】
⇒側用人(そばようにん)
おそば‐さらず【御側去らず】
常に主君のそばに仕えている家来。主君の寵愛(ちょうあい)の厚い側近。「平家譜代の—、瀬尾の十郎兼氏」〈浄・布引滝〉
おそば‐しゅう【御側衆】
⇒側衆(そばしゅう)
おそば‐ちたい【遅場地帯】
農林水産省が米(水稲)の作柄を調査する際の区分の一つ。早場地帯の19道県と二期作を行う沖縄県を除いた27都府県。
おそば‐づき【御側付き】
貴人・主君のそばに仕えること。また、その人。
おそば‐まい【遅場米】
稲の収穫期の遅い地方でとれる米。⇔早場米。