おちゃら‐か・す
[動サ五(四)]ふざけた態度でふまじめに応対する。ちゃかす。「人の話を—・す」
おちゃら‐け
ふまじめな態度や、おちゃらけた言葉。「—を言ってしかられる」→おちゃらける
おちゃら・ける
[動カ下一]こっけいなことや、ふざけたことを、言ったりしたりする。「まじめな席でわざと—・てみせる」
御茶(おちゃ)を濁(にご)・す
いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす。「冗談を言って—・す」
御茶(おちゃ)を挽(ひ)・く
《遊女が、客のないときに茶臼(ちゃうす)で葉茶をひく仕事をさせられたところから》芸者・遊女などが客がなく暇でいる。
お‐ちゅうげん【御中元】
「中元2」に同じ。
おちゅうど【落人】
《「おちびと」の音変化》 戦に負け、人目を避けて逃げていく人。「平家の—」
歌舞伎舞踊「道行旅路の花聟(はなむこ)」の通称。
おち‐ゆ・く【落(ち)行く】
[動カ五(四)] 1 遠くへ逃げていく。「最果ての地に—・く」 2 結局は、そこに行き着く。帰着する。「いろいろ意見はあるが—・く先は一つだ」 3 落ちぶれていく。劣っていく。「—・くけぢめこそ...
お‐ちょう【御町】
江戸時代の公許の遊郭。京都の島原、大坂の新町、江戸の吉原。おまち。「—の辻に立ちながら」〈浮・一代男・六〉
お‐ちょう【御帳】
1 江戸時代、犯罪者の罪状や所在などを記録した奉行所の帳簿。 2 江戸時代、勘当・除籍された者を記載した帳簿。町村の名主が保管した。