ラテライト【laterite】
サバンナ地域に広くみられる、鉄・アルミニウムの水酸化物に富む紅色の土壌。高温多雨のため岩石が著しく風化して生じ、植物養分に乏しく耕作に適さない。ニッケルの原料となるものもある。紅土。ラトゾル。
ミュー‐メタル【μ-metal】
ニッケルと鉄を主成分とするパーマロイの一つ。銅とクロムを加えて展延性を高めたもの。強磁性の合金であり、海底ケーブルの磁気遮蔽に用いられる。
レア‐メタル【rare metal】
産出量が少ない金属。インジウム・ガリウム・クロム・ゲルマニウム・コバルト・ジルコニウム・ストロンチウム・セシウム・セリウム・タングステン・タンタル・チタン・ニオブ・ニッケル・バナジウム・パラジウ...
ミルテのはな【ミルテの花】
《原題、(ドイツ)Myrthen》シューマンの歌曲集。全26曲。1840年作曲。同年に結婚したクララに献呈。ミルテとは銀梅花(ぎんばいか)の花のこと。歌詞はゲーテ、ハイネ、リュッケルト、バイロン...
マンガン‐だんかい【マンガン団塊】
深海底鉱物資源の一つ。水深4000メートル以上の深海底に広く分布する、マンガンを主成分とする黒褐色の扁球状のかたまり。鉄・ニッケル・コバルトなども含み、新たな資源として注目されている。マンガンノ...
ぶんか‐てつがく【文化哲学】
《(ドイツ)Kulturphilosophie》文化科学の諸原理について考察する哲学。文化の本質や成立要因を明らかにするために、その構造や発展法則などを研究対象とする。新カント学派のリッケルトら...
ホワイト‐ゴールド【white gold】
白金の代用とする、金に白金・パラジウム・銀・ニッケル・銅・亜鉛などを加えた銀白色の合金。装飾品や歯科材料に用いる。模造白金。
ベスタ【Vesta】
小惑星の一。1807年にドイツのオルバースにより発見。名称はローマ神話の女神ウェスタに由来し、ガウスにより命名された。直径538キロメートル。軌道長半径は2.4天文単位。公転周期は約3.6年。表...
まほう‐すう【魔法数】
原子核の結合エネルギーが大きく、安定した原子核を構成する際の陽子や中性子の数。陽子または中性子の数が2、8、20、28、50、82などの場合、特に安定した原子核となり、そのような原子核を魔法核と...
マンガン‐クラスト【manganese crust】
《crustは、固い外皮、地殻の意》水深800〜2400メートルの海山や海台に見られるアスファルト状の酸化物。マンガン団塊が扁球(へんきゅう)状のかたまりになるのに対し、岩盤上を皮膜状に覆う。マ...