マンガニン【Manganin】
銅合金の一。銅、マンガン、ニッケルをそれぞれ84、12、4パーセント含み、鉄、ケイ素を微量に加えたもの。電気抵抗値の温度依存性が極めて小さいため、標準抵抗器に用いられる。
マンガン‐クラスト【manganese crust】
《crustは、固い外皮、地殻の意》水深800〜2400メートルの海山や海台に見られるアスファルト状の酸化物。マンガン団塊が扁球(へんきゅう)状のかたまりになるのに対し、岩盤上を皮膜状に覆う。マ...
マンガン‐だんかい【マンガン団塊】
深海底鉱物資源の一つ。水深4000メートル以上の深海底に広く分布する、マンガンを主成分とする黒褐色の扁球状のかたまり。鉄・ニッケル・コバルトなども含み、新たな資源として注目されている。マンガンノ...
ミュー‐メタル【μ-metal】
ニッケルと鉄を主成分とするパーマロイの一つ。銅とクロムを加えて展延性を高めたもの。強磁性の合金であり、海底ケーブルの磁気遮蔽に用いられる。
ミルテのはな【ミルテの花】
《原題、(ドイツ)Myrthen》シューマンの歌曲集。全26曲。1840年作曲。同年に結婚したクララに献呈。ミルテとは銀梅花(ぎんばいか)の花のこと。歌詞はゲーテ、ハイネ、リュッケルト、バイロン...
メソシデライト【mesosiderite】
石鉄隕石の一種。鉄・ニッケル合金中に、輝石・斜長石の細かい破片が散らばったもの。
メモリー‐こうか【メモリー効果】
《memory effect》ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池など、充電可能な二次電池の特性の一。完全放電させずに継ぎ足し充電をして使用した場合、残量が継ぎ足し充電時の容量にさしかかると...
モネル‐メタル【Monel metal】
ニッケルと銅との合金の一種の商標名。ニッケル63〜70パーセント、銅24〜30パーセント、少量の鉄・マンガン・珪素(けいそ)などを含む。米国のA=モネルが発明。耐食性にすぐれ、精密機械・化学装置...
ユングナー‐でんち【ユングナー電池】
⇒ニッケルカドミウム電池
よう‐ぎん【洋銀】
1 銅合金の一種。銅45〜65パーセントにニッケル6〜35パーセント、亜鉛15〜35パーセントを加えたもの。光沢のある銀白色で、加工性に富み、洋食器・装飾品などに広く使用。洋白。 2 江戸末期か...