おと‐と【弟】
《「おとうと」の音変化》おとうと。古くは、同性のきょうだいの年下の者。「いや—などを有(も)っていると、随分厄介なものですよ」〈漱石・門〉 「姉—(=妹)の中につとまとはれて」〈更級〉
お‐とと【御魚】
魚をいう幼児語。とと。
おとと‐い【弟兄】
《「おととえ」の音変化か》兄弟、また、姉妹。「祇王(ぎわう)祇女(ぎにょ)とて—あり」〈平家・一〉
おと‐と‐い【一昨日】
《「おとつひ(遠つ日)」の音変化》昨日の前の日。いっさくじつ。おとつい。
一昨日(おととい)御出(おい)で
「一昨日(おととい)来い」に同じ。
一昨日(おととい)来(こ)い
いやなものをののしって追い払うときにいう言葉。もう二度と来るな、の意。おとといおいで。
おと‐とし【一昨年】
《「おちとし(遠年)」の音変化という。「おとどし」とも》昨年の前の年。いっさくねん。
おとと‐づき【弟月】
⇒おとづき(弟月)
おと‐とび【音飛び】
[名](スル)光ディスクなどの再生時に、音が瞬間的に途切れること。レコードの針飛びについてもいう。