おとなし‐の‐かまえ【音無しの構え】
1 音を立てない姿勢。 2 行動を起こさないこと。働きかけに対して反応を示さないこと。「—を決め込む」
おとなし‐の‐たき【音無の滝】
京都市左京区大原の来迎(らいごう)院の東にある滝。[歌枕]「恋ひわびてひとりふせやに夜もすがら落つる涙や—」〈詞花・恋上〉
おとなし‐やか【大人しやか】
[形動][文][ナリ] 1 性質や態度が落ち着いていて穏やかなさま。「—な話し方」 2 大人びているさま。「あけて御覧ずれば…と、よに—に書き給へり」〈平家・一二〉 3 年長者らしくしっかりして...
おとな‐じ・みる【大人染みる】
[動マ上一]子供なのに言動が大人のようである。大人っぽくなる。「—・みたことを言う」
おとな‐だ・つ【大人立つ】
[動タ四]大人びて見える。年配に見える。「受領(ずりゃう)など—・ちぬるも、ふくらかなるぞよき」〈枕・五八〉
おとなっ‐ぽ・い【大人っぽい】
[形]外見や態度などが実際よりも大人に見える。「服装が急に—・くなる」⇔子供っぽい。 [派生]おとなっぽさ[名]
おとな‐なみ【大人並(み)】
[名・形動]子供ではあるが大人と同等であること。また、そのさま。「—な(の)食欲」「言うことは—だ」
おとな‐の‐おもちゃ【大人の玩具】
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おとな‐びゃくしょう【乙名百姓/長百姓】
近世の村落での主だった百姓のこと。多くは名主(なぬし)・庄屋に次ぐ地位にあった。おさびゃくしょう。
おとな・びる【大人びる】
[動バ上一][文]おとな・ぶ[バ上二] 1 外見や態度が大人らしくなる。一人前になる。「—・びた声」 2 かなりの年配になる。「まさご君の御乳母(めのと)、—・びにたれど、かたち宿徳(しうとく)...