おとめ‐つばき【乙女椿】
ツバキの一品種。花はふつう桃色で重弁。
おとめ‐づか【乙女塚/処女塚】
妻争いの犠牲者となったおとめを葬ったと伝える塚。菟原処女(うないおとめ)、葛飾の真間の手古奈の塚など。
おとめ‐とうげ【乙女峠】
神奈川・静岡県境にある峠。標高1005メートル。箱根山の稜線(りょうせん)を越える場所で、金時山(標高1213メートル)と丸岳(標高1156メートル)の鞍部(あんぶ)にあたる。箱根越え最古の街道...
おとめ‐の‐とう【乙女の塔】
《Qız Qalası》アゼルバイジャンの首都バクー旧市街(イチェリシャハル)にある塔。12世紀に城壁の一部として建造。高さ約30メートル。望まない結婚を押しつけられた王女が身を投げたという伝説...
おとめ‐の‐ぼうろう【乙女の望楼】
《Qız Qalası》⇒乙女の塔
おとめのみっこく【乙女の密告】
赤染晶子の小説。外国語大学を舞台に、アンネ=フランクと現代女性の邂逅(かいこう)を描く。平成22年(2010)、第143回芥川賞受賞。
お‐とめば【御留場】
一般の狩猟を禁止する場所。江戸時代、将軍の狩猟場をいう。
おとめビオレーヌ【乙女ビオレーヌ】
《原題、(フランス)La Jeune Fille Violaine》クローデルによる戯曲。1892年に第1稿、1899年に第2稿を発表。のちに、改作されて代表作「マリアへのお告げ」となる。
お‐とも【御供/御伴】
[名](スル) 1 目上の人などに、つき従っていくこと。また、その人。同行することをへりくだっていうのにも用いる。「そこまで私も—します」 2 料亭などで、帰る客のために呼ぶ車。「—が参りました」
おとも‐しゅう【御供衆】
1 貴人を敬って、その従者らをいう語。 2 室町幕府の職名。将軍に近侍し、外出の際の供などをした役。