おに‐そてつ【鬼蘇鉄】
ザミア科の常緑樹。幹は短く太い。高さ約2メートル。球果は朱紅色。南アフリカの原産で、明治初期に渡来し、観賞用。
おに‐たびらこ【鬼田平子】
キク科の一年草または越年草。道端などに生え、茎は直立して高さ1メートルにもなる。茎・葉ともに褐紫色を帯び、細毛をもつ。葉は茎の下部につき、縁は羽状に裂けている。初春から秋に、黄色の頭状花が密につく。
おに‐だいこ【鬼太鼓】
新潟県佐渡地方で春の祭礼などに行われる民俗芸能。黒頭青面の雄鬼と白頭赤面の雌鬼とが大太鼓を打ち獅子2頭がからむものが多い。おんでこ。
オニチャ【Onitsha】
⇒オニッチャ
オニックス【onyx】
瑪瑙(めのう)の一種、縞(しま)瑪瑙のこと。オニキス。
おにっ‐こ【鬼っ子】
「鬼子(おにご)」に同じ。
オニッチャ【Onitsha】
ナイジェリア南部、アナンブラ州の都市。ニジェール川に面する河港を有し、古くから水運で栄えた。英国保護領時代はヤシ油、織物の重要な集散地となった。イボ族が多く居住する。オニチャ。
尾(お)に付(つ)・く
他人の言動につき従うようにふるまう。また、他人のことばからきっかけをつかんで述べる。「伯爵夫人のわが軍服褒めたまう言葉の—・きて、『…ブラウンシュワイヒの士官に似たり』と一人いえば」〈鴎外・文づ...
おに‐と【鬼斗】
隅肘木(すみひじき)の上にあって、上部の直角に交わる肘木の交点を支える特殊な形の斗(と)。菊斗(きくと)。隅斗(すみと)。
鬼(おに)とも組(く)・む
《「組む」は組み打ちするの意》 1 非常に強そうに見えることのたとえ。 2 強いばかりで少しも人情を解しないことのたとえ。