心地(ここち)違(たが)・う
1 いつもと違って気分がすぐれない。病気になる。「—・ひ頭(かしら)痛けれども」〈今昔・一六・三二〉 2 いつものような落ち着きをなくす。慌てふためく。「心地も違ひて、いかなる事ぞ、誰がのたまふ...
こ‐しょう【故障】
[名](スル) 1 機械や身体などの機能が正常に働かなくなること。「電車が—する」「猛練習で—する選手が相次ぐ」 2 物事の進行が損なわれるような事情。さしさわり。「—がないかぎり参加する」 3...
こずえ‐の‐なつ【梢の夏】
梢の葉が青々としげり、いかにも夏めくころ。梢のさまに感じられる夏。
こずえ‐の‐はる【梢の春】
梢に花が咲き、いかにも春めくころ。梢のさまに感じられる春。
こぶんしんぽう【古文真宝】
中国の詩文集。前後2集各10巻。元の黄堅の編という。漢から宋代までの代表的詩文を集めたもの。前集は詩を詩型で分け、後集は文章を文体で分けている。江戸時代、初学者の教材として広く読まれた。
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こほ‐め・く
[動カ四]ごとごと音がする。ごろごろ鳴る。また、ひしめく。「よろづをこぼち運び、—・きののしりて持て出で運び騒ぐを」〈栄花・浦々の別〉
こ‐めか・し【子めかし】
[形シク]《動詞「こ(子)めく」の形容詞化》子供っぽい。あどけない。「いと—・しう、おほどかならむこそ」〈源・末摘花〉
こ‐よみ【暦】
《「日(か)読み」の意》 1 時の流れを年・月・週・日の単位で区切り、わかりやすくした体系。日本では推古10年(602)百済から伝えられた中国暦、貞享元年(1684)渋川春海によって作成された貞...
コレステリック‐じょうたい【コレステリック状態】
《cholesteric state》液晶の状態の一種。分子の方向が、右旋回または左旋回しながら長軸方向にそろっている状態。→スメクチック状態 →ネマチック状態
ご‐こん【語根】
語の構成要素の一。単語の意味の基本となる部分で、それ以上分解不可能な最小の単位。「ほのか」「ほのめく」「ほのぼの」の「ほの」の類。