おや‐かた【親方】
1 職人・弟子・奉公人などを指導・保護する立場にある人。「—のもとで修業をする」⇔子方。 2 一人前の職人を敬ってよぶ語。 3 相撲の年寄を敬っていう語。 4 一門・一座の頭に立つ役者を敬ってい...
親方(おやかた)思(おも)いの主(しゅ)倒(たお)し
親方・主人のためを思ってしたことが、かえってよくない結果になる。「—といふやつらが、なんぞ事にして、うぬらが喰物にしようと思って」〈滑・虚誕計・後〉
おやかた‐かぶ【親方株】
⇒年寄名跡
親方(おやかた)日(ひ)の丸(まる)
《親方は日の丸、すなわち国の意》官庁や公営企業は、経営に破綻(はたん)をきたしても、倒産する心配がないので、厳しさに欠け、経営が安易になりやすい点を皮肉っていう語。
おやかた‐もち【親方持(ち)】
1 親方の世話を受けている身であること。また、その人。主人持ち。主(しゅう)持ち。 2 親方が使用人の費用などを受け持つこと。
おや‐かぶ【親株】
1 根を分けて苗木をとるときの、もとになる株。⇔子株。 2 株式会社の増資で発行された新株に対して、それまでに発行されている元の株式のこと。旧株。⇔子株。
お‐やかましゅう【御喧しゅう】
《「おやかましゅうございました」の略》 1 人を訪問して別れるときに言うあいさつの語。 2 芸人・芸者などが演技を始めるとき、または終わったときに言うあいさつの語。「毎度—」
おや‐がいしゃ【親会社】
ある会社に対して、資本や取引関係などで実質的に支配権をもっている会社。⇔子会社。
親(おや)が親(おや)なら子(こ)も子(こ)
親が悪事を働き、子もまた悪事を働いた場合、その親子を非難する言葉。
おや‐がかり【親掛(か)り】
子がまだ自立できないで、親に養われていること。また、その人。