おや‐しお【親潮】
ベーリング海に発し、千島列島・北海道・本州の太平洋側を南下する寒流。夏は金華山沖で、冬は銚子沖で黒潮に接する。プランクトンに富み、流域は好漁場。千島海流。
お‐やしき【御屋敷】
「屋敷1・2」を丁寧にいう語。また、武家屋敷のこと。
おや‐しらず【親知らず】
1 生みの親を知らないこと。また、その人。 2 第三大臼歯。人間の歯のうち最も遅く生える、上下左右計4本の奥歯。知恵歯。知歯(ちし)。
おやしらず【親不知】
新潟県糸魚川(いといがわ)市外波(となみ)から市振(いちぶり)までの海岸。断層海岸で、北陸街道は波打ち際を通り、難路であった。親子でも互いに気遣う暇がなかったところからの名という。親不知子不知(...
おや‐しろ【親代】
親に代わって子供の世話をする人。おやがわり。「殿の二歳の時より、家安—となって」〈盛衰記・二〇〉
おや‐じ【親父/親仁/親爺】
1 自分の父親を親しんで、また、他人に対してへりくだっていう語。⇔おふくろ。 2 中年または老齢の男や、他人の父親をいう語。「隣の—」 3 店の主人。「飲み屋の—」 4 部下がその集団の長を親し...
おや‐じ【親字】
漢和辞典で、各部首ごとに画数順に配列されている見出しの漢字。親文字。
おや・じ【同じ】
[形シク]《上代語》形容詞「おなじ」に同じ。「橘(たちばな)は己が枝々生(な)れれども玉に貫(ぬ)く時—・じ緒に貫く」〈天智紀・歌謡〉
おやじ‐がた【親仁方/親仁形】
歌舞伎で、老人の役。また、それに扮(ふん)する役者。
おやじ‐がり【親父狩(り)】
数人の青少年が会社員風の中年男を襲って、金品を強奪する行為。1990年代後半から使われはじめた語。