しょう‐が【生薑/生姜/薑】
1 ショウガ科の多年草。地下茎は辛味と香気とがあり、食用・香辛料にする。茎は高さ30〜60センチで笹のような葉を左右2列に出す。暖地では夏から秋にかけて花茎を伸ばし、紫色の地に黄色の斑点のある花...
しょう‐とう【正当】
[名・形動] 1 道理にかなっていること。また、そのさま。せいとう。「—にも—にも百まんだら頼みによこして貰って行った嫁の親」〈一葉・十三夜〉 2 正直でまじめなこと。実直。信実。「お前はちいさ...
じ【字】
1 言語を書き表すのに用いる符号。仮名・漢字・ローマ字・梵字(ぼんじ)・ハングルなど種類が多い。文字。 2 漢字。「この—は難しい」「当て—」 3 筆跡。「これは彼の—ではない」 4 (人の名や...
じょ‐さい【如才/如在】
[名・形動]《2が原義》 1 気を使わないために生じた手落ちがあること。また、そのさま。手抜かり。多く、下に否定の語を伴って用いる。「お前に—は有るまいけれど」〈一葉・十三夜〉 「これは御—でご...
すご・す【過ごす】
[動サ五(四)]《「すぐす」の音変化》 1 何かをして時間を費やす。「休日は子供と遊んで—・した」 2 月日を送る。暮らす。「その後は、いかがお—・しですか」 3 そのままの状態にしておく。「お...
せつ・い
[形]《近世語》せつない。つらい。「—・いお前のお心入れ」〈浄・寿の門松〉
せん‐ぐり【先繰り】
《「せんくり」とも》順を追って次々に行うこと。順繰り。「お前達—着物からおこしから振うてみせてあげ」〈水上・大阪の宿〉
そや・す
[動サ五(四)] 1 おだてあげる。そそのかす。「褒(ほ)め—・す」「横町も表もお前の手下だよと—・すに」〈一葉・たけくらべ〉 2 はやしたてる。ひやかす。「浮気烏と—・されて」〈浄・女腹切〉
ぞん‐き
[名・形動]思いやりがないこと。また、そのさま。「はたでお前さんがみてるような、そんな—なもんじァないんだよ」〈里見弴・多情仏心〉
たっ‐て【達て】
[副]無理を承知で強く要求・希望するさま。是非とも。どうあっても。「—欲しいというのではない」「—の願い」「—お前が其処(そこ)を退(ど)かないというのなら」〈露伴・蘆声〉 [補説]「達」は当て字。