かい‐さん【海産】
1 海でとれること。また、海でとれたもの。 2 船舶所有者などが、一定の種類の債務の免責任を得るために、債権者に委付できる財産の総称。船舶・運送賃・損害賠償請求権など。
かい‐さん【開山】
[名](スル)《寺を山に建て、寺が山号で呼ばれたところから》 1 仏寺を初めて開くこと。また、開いた僧。開基。 2 一宗一派を初めて開いた僧。祖師。開祖。 3 ある物事の創始者。「達人は自ら法門...
かい‐さん【解散】
[名](スル) 1 集会・行事などが終わって、集まっていた人が分かれてばらばらになること。散会。「デモ隊が—する」「現地—」⇔集合。 2 会社・法人・結社などの団体組織を一定の手続きにより解消さ...
かい‐さん【潰散】
[名](スル)争いやいくさに負けてちりぢりになること。「大軍の一時に—する有様も」〈鉄腸・花間鶯〉
かいさん‐かぜ【解散風】
解散しそうな雰囲気。特に、衆議院が解散しそうな政界の動きを風にたとえた語。「—が吹く」「—をあおる」
かいさん‐き【開山忌】
開山の僧の祥月命日に営む法会(ほうえ)。
かいさんき【改算記】
江戸時代の和算書。山田正重著。万治2年(1659)刊。それまでの算書の誤りを訂正し、「塵劫記(じんこうき)」に次いで世に流布した。
かいさん‐けん【解散権】
議会を解散する権限。日本では、実質的に、内閣総理大臣が衆議院を解散する権限を持つ。→七条解散 [補説]憲法第七条は、天皇が内閣の助言と承認により衆議院を解散する、と定めているが、天皇は国政に関す...
かいさん‐けんいち【開三顕一】
天台宗で、法華経以前に説かれた三乗の教えはすべて方便であり、法華の一乗こそ仏の悟りに導く絶対真実の教えと説くもの。→開権顕実(かいごんけんじつ)
かいさん‐せいきゅう【解散請求】
地方自治法の認める直接請求の一種。地方公共団体の議会が住民の意思に反するとき、議会の解散を直接に請求すること。議員の解職請求とは別にこれを認める。