かいよう‐とうき【海洋投棄】
廃棄物を、海洋に投棄し処分すること。 [補説]1972年、海洋環境の保全のため、ロンドン条約が採択され、水銀・カドミウム・放射性廃棄物など特定の物質について海洋投棄が禁止された。日本は昭和55年...
かいようとうき‐きせいじょうやく【海洋投棄規制条約】
⇒ロンドン条約
かいよう‐ねっぱ【海洋熱波】
海水温の極端な高温状態が、数日から数年にわたって継続する現象。過去の統計で10パーセント以下しか起こらない高温が5日以上続く状態。海流の流路の変化や地球温暖化による気温の上昇が原因と考えられている。
かいよう‐はく【海洋博】
⇒沖縄海洋博
かいようはく‐こうえん【海洋博公園】
沖縄県国頭(くにがみ)郡本部(もとぶ)町にある公園。昭和50年(1975)に開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、会場跡地に設置された。歴史・文化のエリア、海のエリア、花・緑のエリアに分かれて...
かいよう‐びょう【潰瘍病】
細菌の寄生により柑橘(かんきつ)類やトマトなどの葉・茎・果実にかさぶた状の突起やくぼみを形成する病害。
かいよう‐ぶつりがく【海洋物理学】
海水の物性および物理現象を研究する海洋学の一分野。潮流・波浪・水塊など扱う内容は広い。
かいよう‐プラスチック【海洋プラスチック】
適切に処理されず、海洋に流出したプラスチックごみ。微生物の働きで分解されず、長期にわたって海洋を漂う。また、断片化したマイクロプラスチックが有害化学物質を吸着することがわかっており、海洋生態系や...
かいよう‐プラットホーム【海洋プラットホーム】
海洋開発などの作業を行う土台となる構造物。海底油田や天然ガス田の採取、海底ケーブルの敷設などに利用する。海底に打ち込んだ杭や係留索で固定する方式と、大深度の海域でも利用できる浮体式に大別される。
かいよう‐プレート【海洋プレート】
地球表面を覆うプレートのうち、海洋底からなるもの。平均密度が高く強固なため、海溝において大陸プレートの下に沈み込む。日本近海では太平洋プレート、フィリピン海プレートがある。