かいらく‐えん【偕楽園】
茨城県水戸市にある公園。天保13年(1842)水戸藩主徳川斉昭(とくがわなりあき)が造園させた。梅の名所として知られる。金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園の一。常磐公園(ときわこうえん)。
かいらくえん‐やき【偕楽園焼】
紀州徳川家の御庭(おにわ)焼き。文政(1818〜1830)ごろ、10代藩主治宝(はるとみ)が別邸西浜御殿内の偕楽園で、京都の楽(らく)焼の陶工や永楽保全らに焼かせたのに始まる。交趾(コーチ)焼の...
かいらく‐げんそく【快楽原則】
精神分析の用語。人間に生まれつき備わった無意識的、衝動的に、快楽を追求するという精神傾向。⇔現実原則。
かいらく‐しゅぎ【快楽主義】
自己の快楽を追求して苦痛を避けることが善であり、それが人生究極の目的あるいは道徳の原理であるとする考え。快楽説。ヘドニズム。
かいらくのその【快楽の園】
《原題、(オランダ)Tuin der lusten》ボッシュの絵画。板に油彩。三連祭壇画であり、中央パネルは縦220センチ、横195センチ、両翼は横97センチ。肉欲に溺れた人間たちが、奇怪な形を...
カイラス‐さん【カイラス山】
《Kailas》中国、チベット自治区南西部にある山。ヒマラヤ山脈の北側に位置するカイラス山脈の主峰。標高6656(6714とも)メートル。ラマ教・仏教・ヒンズー教の聖山。カンリンポチェ峰。ガンデ...
カイラブネ【Caylabne】
フィリピン、ルソン島中南部、バタンガス州の町。カラバルソン地方西部、首都マニラの南西約60キロメートル、マニラ湾の湾口南岸に位置する。海岸保養地として知られる。
カイラワーン【Kayrawan】
⇒カイルアン
かい‐らん【回覧/廻覧】
[名](スル) 1 図書・文書などを、順送りに回して読むこと。「手紙を—する」 2 あちこちを見て回ること。巡覧。
かい‐らん【回瀾/廻瀾】
くずれかかる大波。逆巻く怒濤(どとう)。