まる‐まる【丸丸】
[名] 1 ある事物を伏せて暗示するときに用いる符号。「〇〇」と書く。 2 二重の圏点。二重丸。 3 団子(だんご)をいう女房詞。
[副] 1 よく太っているさま。「—(と)した赤ん坊」 2...
マーチソン‐たき【マーチソン滝】
《Murchison Falls》ウガンダ西部、ビクトリアナイルの下流にかかる滝。アミン政権時代の旧称カバレガ滝。アルバート湖とキョーガ湖の間に位置する。最大落差約120メートル。周辺一帯はマー...
み‐い・ず【見出づ】
[動ダ下二] 1 見つける。発見する。「いかでかかる古代の物を—・で給ひつらむ」〈落窪・一〉 2 内側から外を見る。「うちはを手まさぐりにして—・でて臥(ふ)したり」〈浜松・一〉
みか‐しお【みか潮】
[枕]「播磨(はりま)速待(はやまち)」にかかる。語義・かかり方未詳。「—播磨速待岩下す畏(かしこ)くとも吾(あれ)養はむ」〈仁徳紀・歌謡〉
みけ‐むかう【御食向かふ】
[枕]「淡路(あはぢ)」「城上(きのへ)」「南淵(みなぶち)」「味原(あぢふ)」などの地名にかかる。「—淡路の島に直(ただ)向かふ」〈万・九四六〉 [補説]一説に、食膳(しょくぜん)で向かい合っ...
みこころ‐を【御心を】
[枕]《「を」は間投助詞》み心が広い、長い、よいの意から、「広田」「長田」「吉野」などの地名にかかる。一説に、み心を寄す意からとも。「—吉野の国の」〈万・三六〉
御輿(みこし)を上(あ)・げる
(「輿」を「腰」にかけて) 1 腰を上げる。立ち上がる。「話題も尽きたところで—・げる」 2 仕事に取りかかる。「休憩を終えて—・げる」
みこも‐かる【水薦刈る】
[枕]水薦の多く生えている信濃の地で、それを刈り取る意で、「信濃(しなの)」にかかる。→みすずかる「—信濃の真弓我が引かば」〈万・九六〉
み‐すぐ・す【見過ぐす】
[動サ四] 1 「みすごす」に同じ。「思ひあてられ給へる御側目を—・さで」〈源・夕顔〉 2 見ながら時や日を過ごす。また、世話をしながら過ごす。「親たちのいとことごとしう思ひまどはるるが心苦しさ...
みすず‐かる【水篶刈る】
[枕]篠竹が信濃(しなの)に多く産するところから、「信濃」にかかる。「—信濃ゆ甲斐ゆ遠長く」〈賀茂翁家集〉 [補説]賀茂真淵が「水薦苅(みこもかる)」を「水篶苅」の誤りとしたことによる語。→みこもかる