みみ‐ふたぎ【耳塞ぎ】
同年齢の者が死んだとき、災厄が身にかかることを恐れて、餅(もち)で両耳をふさぐまねをし、唱え言をするまじない。地方により、鍋のふた・団子などでもする。みみふさぎ。みみふたげ。
耳(みみ)を聞(き)・く
うわさ・評判などが耳に入る。「中にらうたしと思ひし物をしも、出し立てて、かかる—・くこと」〈宇津保・蔵開下〉
みめ‐わる【見目悪/眉目悪】
顔かたちの醜いこと。また、その人。「枕に汗のかかる—/一鉄」〈談林十百韻〉
みもろ‐つく【御諸つく】
[枕]《「つく」は「築く」。一説に「斎(いつ)く」》その山に神を祭る意から、「三輪山(みわやま)」「鹿背山(かせやま)」にかかる。「—三輪山見れば」〈万・一〇九五〉
ミラミラ‐たき【ミラミラ滝】
《Millaa Millaa Falls》オーストラリア、クイーンズランド州北東部のアサートン高原を流れるテレサクリークにかかる滝。落差約18メートル。熱帯雨林に囲まれ、美しい自然景観で知られる。
ミレニアム‐ブリッジ【Millennium Bridge】
英国の首都ロンドン中心部、テムズ川にかかる吊り橋。2000年に完成。北側にセントポール寺院、南側にテートモダンがある。
むぎ‐ぼこり【麦埃】
麦打ちをするときに立つほこり。《季 夏》「—かかる童子の眠りかな/竜之介」
むこう‐はちまき【向こう鉢巻(き)】
結び目が額の前にくるようにして締めた鉢巻き。威勢よく物事をするたとえにもいう。「—で取りかかる」⇔後ろ鉢巻き。
娘(むすめ)三人(さんにん)持(も)てば身代(しんだい)潰(つぶ)す
娘の嫁入りには多額の費用がかかることのたとえ。
むなつき‐はっちょう【胸突き八丁】
1 富士登山で頂上までの8丁(約872メートル)のけわしい道。転じて、急斜面の長い坂道。 2 物事を成し遂げる過程で、いちばん苦しい正念場。「交渉は—にさしかかる」