はし‐むかう【箸向かふ】
[枕]2本の箸のように兄弟が相対するところから、「弟(おと)」にかかる。「—弟(おと)の命(みこと)は」〈万・一八〇四〉
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
はしだて‐の【梯立ての】
[枕]床の高い倉にはしごをかける意から、「くら」「嶮(さが)し」、また「くら」の音変化「くま」にかかる。「—倉梯山(くらはしやま)は」〈記・下・歌謡〉 「—嶮(さが)しき山も」〈仁徳紀・歌謡〉 ...
ばかばか‐し・い【馬鹿馬鹿しい】
[形][文]ばかばか・し[シク] 1 無意味でくだらなく見えるさま。ばからしい。「手間ばかりかかる—・い仕事」 2 事物の性質、状態が度をこえてはなはだしいさま。「—・く大きい船」「—・い値段」...
はしたか‐の【鷂の】
[枕]ハシタカの羽や尾、また、鈴をつけ鳥屋(とや)に飼う意から、「端山(はやま)」「尾上(をのへ)」「すず」「外山(とやま)」などにかかる。「—外山の庵の夕暮れを」〈新勅撰・恋五〉 「—端山がく...
バークラ‐ダム【Bhakra Dam】
インド北部、ヒマチャルプラデシュ州にある多目的ダム。インダス川の支流サトレジ川にかかる。同国最大の重力式ダムであり、堤高226メートル、幅518メートル。1963年に完成。
のり【海苔】
1 ウシケノリ科アマノリ属の紅藻の総称。主に海岸のしぶきのかかる岩上に生え、冬から春に生育。アサクサノリ・スサビノリなどは養殖もされる。また、アオノリなどの緑藻や、スイゼンジノリなどのカワノリも...
はつ‐かみ【初髪】
新年に初めて結い上げた女性の髪。《季 新年》「—にかかるも神の埃かな/風生」
抜(ぬ)く手(て)も見(み)せず
1 手元の動きが見えないほど早く刀を抜く。「—斬りかかる」 2 すばやく物事を行う。「—人事を刷新する」
にん‐げつ【人月】
作業者の手間を数える語。ある仕事に1か月を要する人員数で表す。人件費の見積りなどに用いられ、3人で2か月かかる仕事は6人月となる。「3—の作業」「—計算」→人工(にんく) →人日(にんにち)