こころ‐がかり【心掛(か)り/心懸(か)り】
[名・形動]気にかかること。また、そのさま。気がかり。心配。「—な母の病状」
ご‐げん【御見】
《「御見参」の略。「ごけん」とも》お目にかかること。御面会。江戸時代、主に遊女が用いた語。「忙(せは)しき—に枕も取らず」〈浮・万金丹・五〉
こころ‐あて【心当て】
1 心に頼みとすること。また、そのもの。心だのみ。「国の援助を—にする」 2 心の中で推し量ること。当て推量。「二度と通りかかるかどうかも解らないような、用のない裏町だけに、—のつけようもなかっ...
こけ‐むしろ【苔筵】
[名] 1 苔が一面に生えているさまを、むしろに見立てていう語。こけのむしろ。「み吉野の青根が峰(みね)の—誰か織りけむ経緯(たてぬき)なしに」〈万・一一二〇〉 2 山中のわび住まいの、粗末な...
こころ‐わろ・し【心悪し】
[形ク]「心悪い」に同じ。「かかる問拷を負ふも、—・き物におぼしめすやうのあればこそとて」〈著聞集・五〉
こくさい‐ひ【国債費】
国債の発行後にかかるすべての費用。利払いや償還費用、事務取扱費の合計。
こころ‐なし【心無し】
思慮分別のないこと。思いやりのないこと。また、その人。「例の—の、かかるわざをして」〈源・若紫〉
腰(こし)を落(お)ち着(つ)・ける
1 「腰を据える2」に同じ。「—・けて仕事にかかる」 2 「腰を据える3」に同じ。「彼は赴任地で—・けたらしい」
コールド‐スタンバイ【cold standby】
コンピューターやネットワークシステムの障害対策の手法の一。主システムと同じ構成の予備システムを用意しておき、主システムに障害が生じた際に予備システムを起動させ、各種設定を行った上で処理を受け継ぐ...
こつ‐がい【乞丐】
物乞いをすること。また、その人。こじき。乞丐人。「父母(ぶも)ありしかども皆死にて相知れる人もなし。然(さ)れば寄り付く方なくて、かかる—をばするなり」〈今昔・二・二四〉