かぎろい【陽炎】
1 かげろう。「—のもゆる荒野に白たへの天領巾(あまひれ)隠り」〈万・二一〇〉 2 夜明け方の光。「東(ひむがし)の野に—の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」〈万・四八〉
かぎろい‐の【陽炎の】
[枕]春、炎のように立つかげろうの意から、「春」「燃ゆ」にかかる。「奈良の都は—春にしなれば」〈万・一〇四七〉
かぎ‐わ・ける【嗅ぎ分ける】
[動カ下一][文]かぎわ・く[カ下二] 1 においをかいで、対象の違いを識別する。また、特定のにおいだけをかぎとる。「香水の名前を—・けて当てる」 2 わかりにくい違い、あるいは、小さな違いに気...
鍵(かぎ)を握(にぎ)・る
物事を理解したり、解決したりするための大切な手がかりを持つ。「現状打破の—・る人物」