かくさん‐いやく【核酸医薬】
DNAやRNAを構成する4種類の塩基を組み合わせた核酸分子を用いた薬剤。疾患の原因となる遺伝子やたんぱく質に直接作用し、その部位を切り取ったり、はたらきを阻害したりすることで治療する。RNAアプ...
かくさん‐えん【拡散炎】
⇒拡散火炎
かくさん‐おんじょう【拡散音場】
ある空間内で、音のエネルギー密度がどこも一様で、かつエネルギーの流れが等方的な音場。残響室はこの拡散音場に近く、音響材料の遮音性能や吸音率の測定などに用いられる。→自由音場 →半自由音場
かくさん‐かえん【拡散火炎】
可燃性気体が空気中に拡散しながら燃焼するときに現れる火炎。ろうそくの炎やガスバーナーの混合空気を減らしたときにみられる橙色の炎をさす。拡散炎。→予混合火炎
かくさん‐けいすう【拡散係数】
媒質中での粒子の拡散の速さを表す比例定数。ある濃度勾配のもと、単位時間当たりに単位面積を通過する物質の量として定義する。拡散率。
かくさん‐しょうがい【拡散障害】
肺胞内の酸素が血液中に拡散する過程で何らかの障害が生じる状態。間質性肺炎などによる肺胞膜の障害・肥厚、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などによる肺胞面積の減少などによって起こる。
かくさんぞうふく‐けんさ【核酸増幅検査】
⇒ナット(NAT)
かくさん‐でんりゅう【拡散電流】
電子、イオン、正孔など、電荷をもつ担体の拡散によってのみ流れる電流。電界ではなく担体の密度差によって生じる。ドリフト電流とともに半導体の性質を決める要素となる。また電気分解反応の溶液中でも見られる。
かくさんにたいする‐あんぜんほしょうこうそう【拡散に対する安全保障構想】
⇒ピー‐エス‐アイ(PSI)
かくさん‐はんしゃ【拡散反射】
⇒乱反射